会社の営業で外回りをしている時突然、空から金色に輝く花籠が僕の目の前に現れた
僕は我を忘れて導かれるままにその黄金の花籠の後を追った
そして、野原に辿り着くとそこには、キレイな花に心を奪われたドレルがいた
僕はドレルに一目惚れをした
そしてなんとかドレルを振り向かせたいと思った僕は、その黄金の花籠をプレゼントしようと企んだ
しかしまた黄金の花籠は動きだした
後を追ってゆくと、ヘカテーの祭壇の前へと導かれた
すると何処からか声が聞こえてきて、次のように問われた
「おお、そなたはドレルを愛しているか?」と聞かれたので僕は「ハイ」と答えた
「この女神にかけて誓うか?」とまた聞かれたので僕は「誓います」と答えた
「よかろう、ではドレルと結婚させてあげよう」と言われて、その黄金の花籠を僕に授けて下さった
そして急いでドレルのいた野原に戻ると、ドレルはもういなかった
鍍金の夕陽
angel of pale blue face is lying on the ground
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