俺には愛人が7人いる
そして俺は、マリスと結婚したくなったので愛人たちが邪魔になった
そういう訳で俺は、愛人たちを皆殺しにする事に決めたのである
まず1人目の愛人ミャハエルは、土手でフルートを吹いていた
すると森のニュムペー達はその美しい音色に聴き惚れて集まって来た
俺は「反対側からその美しい音色を聴いてみるよ!」と言い、川の向こうに立った
俺は「おーい!」と言いながら手を振った。すると彼女も吹くのをやめて手を振り返した
俺は「ミャハエルのフルートはここまで聴こえているよ!君のその美しい音色は、まるで殺しの調べのようだね!」と言った
すると彼女は「え?何?聞こえない!何て言ったの?」と、聞き返した
俺は「今だっ!」と思い、ミャハエルめがけてひきがねをひいた
すると、集まって来たニュムペー達はいっせいに森へと逃げて行った
<続く>
鍍金の夕陽
angel of pale blue face is lying on the ground
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